☆No.28 「いつかのため」の「いつか」は、今だ。


Rainbow project キコです。

早いもので2020年ももう終わりに近づいています。


2020年というと自分にとっては「未来」という感じで、

「きっと東京オリンピック・パラリンピックイヤーで

盛り上がっているんだろうなぁ」と

過去の自分は予想していましたが…。



この1年は新型コロナウイルスの影響で

今までに経験したことの無いような生活をしてきました。


マスクは買えないし、除菌グッズも購入制限がかかり、

テレワークやステイホーム、

ソーシャルディスタンスといった言葉もよく耳にするようになりました。

人と距離をとらなくてはならない時代になってしまった事が、

何よりも寂しいです。



せっかく仲良くなった職場の人たちや、

昔からの付き合いがある友人とも疎遠になり、

一人で家で過ごすことが多くなりました。

仕事も減ってしまい、

「これからどうなるんだろう」という不安で

本当に気持ちが沈んだことが何度もあります。



人は、全く予想のしていなかった事が起こると、

それまでの何気ない日常の尊さに気づかされるものです。

そしてそれまで近い距離にいた人や物の存在も

より大切に思えるようになりました。



私は「今の20代後半の楽しい時期を、見えないものと戦う日々で

終わらせたくないな」と感じています。



―日常が変わっても、時間は止まらない。

思えば小さいころ、「いつかこうなりたい」と

夢見ていた「いつか」って、今なのでは?と。



もちろん現状、出来ることは限られてしまうけれど、

一人で何かを計画したり、

新しいことを始めてみたり、

見たことの無い作品に触れてみるにはよい機会です。


未来があることは必ずしも保証されていないからこそ、

今、立ち止まらずに、

出来る範囲で何かをしてみたいと強く感じます。










身近なものこそ大切にしなくては。